ゲストハウスとアパートの違いは?
ゲストハウス(シェアハウス)と一般の賃貸住宅などと最も大きく異なる点は、住民側の主体性が大きく求められるということです。また、賃貸アパートのように建物の部屋がそれぞれみな同じように公平に条件が提示されるのに対し、ゲストハウス(シェアハウス)の場合は物件によって部屋の広さや利用ができるスペースが大きく異なります。
ゲストハウス(シェアハウス)は一見どこに入居してもほとんど同じように見えて、実はその場所や建物によってかなりの違いがあります。外国人や女性など、入居資格に一定の制限を求めていることもあれば、反対にどんな人種や性別、年齢にかかわらず自由に入居ができるところもあります。日本においては、寮生活のとき男女を同じ生活空間に入れるという発想はあまりありませんが、海外ではそれほど珍しいことではありません。ゲストハウス(シェアハウス)には、そのような従来の日本にはないルールで運営されていることもよくあります。
また、日本においては賃貸に居住する際には、大抵の場合管理会社から一方的に提示されるルールに従うことを前提に決定がされます。ですが、ゲストハウス(シェアハウス)においてはごく当たり前に居住者が大家と交渉をもちかけることも多く、話し合いによって解決をすることもよくあります。
そのような意味で、ゲストハウス(シェアハウス)は従来の日本的な制度を窮屈に思っていいる人にとっても大変適したものであると言えるかもしれません。